2006年10月25日

執事的里親論

執事です。
ヒロシではありません。執事です。(寒)


つまらない冗談はともかく。
今回の広島SOSに伴い、色々なことを執事も考えさせられている毎日です。
数日前の日記にも書きましたが、広島では譲渡会直後から出戻りした子も居るとの事。
300頭近く貰われていき、その中から僅かに数頭ですから、レートとしては少ないわけですし、完璧主義的に考えすぎてもいけないわけですが、あくまでもこの子達は、過去に辛い経験を背負った子達です。そういった子達を迎え入れる場合の心構え的なものを執事の拙い経験から今日は書いてみたいと思います。


●1日・2日では何もわからない


人間対人間でもそうです。1日2日接しただけで、その人間の人となりを知る事は不可能です。やはり時間と期間が必要です。
犬も同じです。1日2日では何もわかりません。
逆に犬も1日2日でその家に馴染む事は皆無に等しいです。まずは一週間、二週間は最低時間をかけて慣れさせてあげるべきです。


●「すぐにお散歩」「すぐにおいで」のまやかし


劣悪な環境で日々過ごしてきたこの子達には酷な扱いに感じます。
メロンも当初はそうでした。とにかく外に出すと震え、すくみ、まともに歩くことは出来ませんでした。まともに歩くようになるまでに一週間はかかっています。
迎え入れて1日2日で「一緒にお散歩ルンルン☆」状態は不可能です。
ペットショップでもケースに入れられている子らが「すぐにお散歩できます」なんて札がかかっている場合がありますが、まさに「まやかし」。
外の世界を知らない子にはあまりにも酷な要求です。。


●徹底した人間の「根気」


最初からオリコウサンにしている事はありえません
極論に聞こえるかも知れませんが敢えて言います。
トイレも「トイレ」という概念を知りません。どこにしても良い感覚のはずです。
しばらくの間は部屋のあちこちにトイレをする事でしょう。
しかしこれで激怒しているようではどうしようもありません。
とにかく家族全員の協力、理解、そして根気が要求されます。
メロンの場合、寝床とトイレ場所をきちんと隔離して認識させる方向に持って行きました。
犬は元来綺麗好きです。寝る場所とトイレとは別けたい意識が働きます。
トイレにはシートを敷いて、「シート=トイレをする場所」の図式を理解させる事に尽きます。文章や口にするのは簡単ですが、とにかく根気が必要な事です。
また、ろくに満足いくまで食事を与えられていません。
最初はとんでもないほどのがっつきぶりに驚くと思いますが、とにかく今は「きちんと食事は与えられる」という事を認識させる事です。とにかく毎日きちんと与え、食いっぱぐれは無いという事を理解させるしか無いと思います。
とにかくこの側面はとにかく人間自身根気が必要です。「もうたまらん!!」と思うこともあるかと思いますが、とにかく我慢です。
我慢出来ない場合は、酷な言い方しますが家族になるのを断念するしかないです。


●そして沢山の「愛情」を・・


沢山の愛情を知らない子達です。
とにかく愛情を持ち続けて下さい。愛情を与えて下さい。
犬は敏感です。愛情ある人に対してはしっかりとその気持ちに応えてくれます。


恐らく最低半年は挌闘のはずです。
"腹くくって"迎え入れたわけですから、"腹くくって"格闘(笑)して下さい。
本当の家族の一員に溶け込んだ時、その格闘も笑って話できる時が来ます。
とにかく家族一丸となって頑張って下さい!!!。

ニックネーム パール姫の執事 at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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